女性医師の復職
出産や育児などで離職した女性医師の職場復帰を後押ししようと、福岡県は、県内の大学病院で無料の研修を実施する方針を決めた。09年度予算案に約1千万円を盛り込む。地域の医師不足を緩和するとともに、女性の働く機会を確保するのが狙い。
県によると、医療現場は、休日や夜間の緊急の呼び出しが日常的に発生するなど不規則なため、結婚や出産を機会に離職する女性医師が少なくない。一方、新薬や機器の開発など医療技術の進歩は速く、いったん長期間現場を離れると復帰しづらくなる。
厚生労働省によると、医師国家試験の合格者数に占める女性の割合は、08年に過去最高の34.5%を記録した。女性が年々進出しているのだが、大学医学部の卒業後10年程度の35歳時点での就業率は男性90%に対し、女性は76%にとどまっている。
県の新事業では、委託先の大学病院にコーディネーター(指導医師)を1人置き、復職を希望する女性医師と面談。診療科ごとの責任者が、その女性医師に適した個別の研修プログラムを考える。患者を診察したり、新しい医療機器の使い方を習ったり、現場感覚を取り戻してもらい、職場復帰を促す。
研修期間は最長で半年で、年間20人程度をめざす。委託先は福岡大学病院と久留米大学病院を検討している。
女性医師の復職を支援する事業としては、医師会が女性医師に医療機関の求人情報を紹介する「女性医師バンク」などがある。県独自の取り組みを始めることについて、県の担当者は「同バンクとうまく連携し、1人でも多くの職場復帰を促したい」と話している。(明楽麻子)
asahi.com
一家の主は1人で良いって時代ぢゃなさそうですしね。
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